試験項目 | 国土交通省・危険物船舶運送及び貯蔵規則/UN | ||||||||||||||||
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種類、級別又は等級 | (容器等級)Ⅰ、Ⅱ及びⅢ (記号)X、Y及びZ |
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気密試験 | 液体を収納する場合
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水圧試験 | 液体を収納する場合 試験方法及び圧力は次のいずれか高い方の圧力を5分間加える (複合容器は30分間) (1)収納する危険物の55℃における蒸気ガス圧力の1.5倍の圧力から100kPa減じた圧力 (2)容器等級Ⅰ250kPa 容器等級Ⅱ及びⅢ100kPa |
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落下試験 | 1.落下の高さ (1)輸送物質又はこれと同等の物理的性状をもつ代替物質を使用 (2)輸送物質が液体を収納する容器に対し、代替物質として水を用いる場合 ①輸送物質の比重1.2以下
②輸送物質の比重 超1.2
2.落下方法 第1回 チャイムを衝撃点とする対角落下 第2回 第1回落下と別の最も弱いと考えられる部分を衝撃点として落下 3.合否の判定基準 (1)液体:内圧と外圧が平衡に達した後、漏れが無い事 (2)固体:天面落下を行った場合、内容物のすべてが残っていれば合格とする |
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積み重ね試験 | 負荷時間:24時間 代替物質に水使用:荷重は収納品の比重から計算 W=((3-h)/(h))×G(運用上の計算式) |
容器等級 | 使用可能な内容物容器等級 | 説明 |
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Ⅰ(X) | 液体表示の場合 液体内容物のⅠ、Ⅱ及びⅢが使用できます |
①Ⅰ等級の表示比重以下の内容物 (比重1.2以下はドラム缶には表示しない) ②Xの後ろの算用数字が試験時の比重を表す。 ③Ⅱ等級内容物では認定比重の1.5倍の比重まで使用可能です。 ④Ⅲ等級内容物では認定比重の2.2倍の比重まで使用可能です。 |
固体表示の場合 固体内容物のⅠ、Ⅱ及びⅢが使用できます |
①Ⅰ等級の表示缶の質量以下でご使用頂 けます。 ②Xの後ろの算用数字は試験時の缶質量を表す。 ③Ⅱ等級内容物では認定比重の1.5倍の比重まで使用可能です。 ④Ⅲ等級内容物では認定比重の2.2倍の比重まで使用可能です。 |
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Ⅱ(Y) | 液体表示の場合 液体内容物のⅡ及びⅢが使用できます(Ⅰは使用出来ません) |
①Ⅱ等級の表示比重以下の内容物 (比重1.2以下はドラム缶には表示しない) ②Yの後ろの算用数字が試験時の比重を表します。 ③Ⅱ等級内容物では認定比重の1.5倍の比重まで使用可能です。 |
固体表示の場合 固体内容物のⅡ及びⅢが使用できます(Ⅰは使用出来ません) |
①Ⅱ等級の表示缶の質量以下でご使用頂けます。 ②Yの後ろの算用数字は試験時のドラム缶質量を表します。 ③Ⅲ等級内容物では認定比重の1.5倍の比重まで使用可能です。 |
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Ⅲ(Z) | 液体表示の場合 液体内容物のⅢが使用できます(Ⅰ、Ⅱは使用出来ません) |
①Ⅲ等級の表示比重以下の内容物 (比重1.2以下はドラム缶には表示しない) ②Zの後ろの算用数字が試験時の比重を表します。 |
固体表示の場合 固体内容物のⅢが使用できます(Ⅰ、Ⅱは使用出来ません) |
①Ⅲ等級の表示缶質量以下でご使用頂けます。 ②Zの後ろの算用数字は試験時のドラム缶質量を表します。 |